Running Your Best!

マラソン歴3年の鈍足主婦ランナーがサブ4を達成するまで。

横須賀・三浦みちくさウルトラマラソン完走記 #3

40km〜ゴール

今回、ウルトラマラソンを走ろうと思った理由の一つに、42.195kmを超えた時、自分の体がどうなるのだろう?という興味がありました。

で、どうなったか?

友人に会えた安堵感も手伝ったのか、心のどこかで満足してしまったのか、ペースは落ちる一方でした。膝は痛むし、強い海風で体は冷えてくるし、エイドはどこまで行ってもないし。城ヶ島までの上り下りの多い海岸線が一番きつかったかもしれません。フルマラソンの42.195kmあたりで、5時間20分くらいのタイム。膝痛のため、もはや平均キロ8分ペースしか出せません。

三浦海岸〜剱崎エイド間が7kmと離れていたのも辛かったけれど、剱崎城ヶ島間はもっと離れて8km先。40kmを過ぎて、このアップダウンとエイドステーションの遠さは過酷でした。*1やっと城ヶ島に着いたと思ったら変なトレイルコースを走らされ、気分は萎える一方です。

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そんなこんなで、城ヶ島エイド(約46km地点)でまったり休んだ*2のもあって、この時点で、ずるずると予定より1時間も遅れ、すでに15時30分を過ぎようとしていました。

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一番休憩してしまった城ヶ島エイド。

52km地点の三崎港に着いたのは16時半。さらに予定より1時間15分も遅れていました。*3半分やけになりながら港の写真を撮ってLINEに送り、冷たい麦茶を飲み、団子を5個くらい食べました。これが信じられないくらい美味しかった。そして、LINEから友人たちの応援が。

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思わずたそがれた三崎港。

みるみる生気を取り戻した青豆は、ここから俄然走り始めます。55kmあたりから街の道路の上り坂が油壺まで延々5kmくらい続きましたが、もう歩きません。走ります。いつの間にか膝の痛みも消えていました。

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この団子が激ウマでした。

「ナイスファイッ!」と声をかけてくれた通りすがりのチャリ乗りお父さん、ありがとうございました。コンビニ前で応援してくれた皆さん、ありがとうございます。三崎口駅前で「おっべっぴんさん、すごいね!」と声をかけてくれた見知らぬお兄さん、ありがとう。三崎口駅からは下り坂、青豆はそのまま一気にゴールに向けて疾走しました。

ところが、最後の最後にソレイユの丘に至る急な上り坂が待っていました。疲れはてたランナーたちが、ゾンビのようにトボトボ歩いています。走り続けた青豆も、とうとう坂の途中で力尽きてしまいました。沈みかけた夕陽が丘の頂上を照らしています。

しかし再び、青豆は走り始めました。足も体も嘘のように軽やかに。ゾンビランナーたちを次々追い越し、そしてゴール! 

途中で歩こうが何だろうが、スタッフの皆さんが出迎えてくれて、声援を送ってくれて、制限時間内にゴールできたことの喜びが押し寄せてきて、言葉を交わした数々のランナーのみなさんの顔が浮かんできて、泣けました。目から汗の感動のゴールです。*4

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何、この達成感?

結局、ラスト15kmは平均キロ6分半で走っていました。ラスト5kmの下り坂はキロ5分ちょっとかしら。振り返ってみると、いったいどこにそんな余力が残っていたのだろうと不思議でなりません。*5

記録は9時間4分22秒*6。キロ7分ペースで走って7時間35分。8時間でゴールできたらまずまず?などと妄想していた青豆。世間知らずもいいところでした。せめて8時間台でゴールしたかったけれど、まあ、無事ゴールできたので合格ということにさせてください。

走ってみてわかったのは、諦めないで最後まで走りきれるかどうかが一番大事、ということでした。

ゴール後、ソレイユの丘の温浴施設で汗を流しました。極楽、極楽。*7のんびり湯に浸かっていたら、あっという間にとっぷりと日が暮れていました。お風呂上がりはまた喉がカラカラに。いったい今日一日で何リットルの水分を摂取したのだろう。空には薄い三日月が浮かんでいます。痛む左足を引きずりながら、帰りのシャトルバスに乗り込んだ青豆。ともあれ、こうして初ウルトラマラソンは幕を下ろしました。

 
おまけの後日談

レース後半、エイドであれやこれやとたらふくフードを食べたせいで、翌日は1kgも体重が増えていました。*8足に大きな水ぶくれができていたり、むくみが3日くらいとれなかったり*9、ダメージは予想以上でした。65kmでこんな状態になるということは、100km走ったらどうなるのだろう?

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戦利品の数々。

 

しばらく考えないことにします。

 

*1:途中、自販機でCCレモンを買って飲んだほどです。思い返すと、このCCレモンが悪かったのかも。

*2:手作りパウンドケーキを食べたり、顔や手を洗ったり、20分かそこら休みました。もう走る気はなかった。芝生に寝そべるランナーの気持ちが痛いほどわかりました。

*3:もっとも、「予定」なんてそもそも全くの憶測だったわけですが。

*4:ゴール写真は後日、大判プリントで送ってもらえます。一人一人、テープを張っての撮影。後ろでおじさんが待ち構えていらっしゃいます。

*5:それくらい、体が軽く感じられました。たぶん、適当に休みながら自分のペースで進んだのが良かったのだろうと思います。ウルトラマラソンというと、最後は足を引きずりながら、やっとゴールというイメージがあっただけに、これは意外な展開でした。

*6:ちなみに、このタイムで65kmBの部363名中189位でした。チーン。

*7:女子風呂は空いていますが、男子風呂は行列待ちでした。だって、男子が圧倒的多数ですもの。

*8:みなさん、ウルトラを走ったからといって、決して痩せませんから。

*9:いわゆる象足というやつ!