Running Your Best!

マラソン歴3年の鈍足主婦ランナーがサブ4を達成するまで。

東京マラソン2017 レポート#1

 

多くの人々に支えられ、多くのランナーたちが

新コースを駆け抜けた東京マラソン2017

 

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総勢3万数千人ものランナーが都心を駆け抜けるレース当日、都心は青空が広がる穏やかな冬日和となった。

 

2回目の出場となる今回、落ち着いてスタートブロックへ

2月26日、日曜日。晴れ。青豆(筆者)は4時に起床し、朝食にきな粉餅3個と大根とブロッコリの味噌汁を食べ、バスと列車を乗り継いで7時40分頃、都庁に到着しました。

今年は入口がゲート1〜6に分かれていて、開場40分後には長い行列ができていました。セコムのセキュリティリストバンド*1で本人確認がなされ、ようやくゲート内に。ペットボトル類も没収される。今年は何かにつけて物々しいですね*2

念のため荷物を預ける前にトイレを済ませておこうと、中央公園のトイレに並びました。手荷物袋にリュックを入れ、計時チップをシューズに装着していると、背後の中年女性*3が青豆の手荷物袋のシール*4を見ながら声をかけてきました。

「あなた、Gブロックでしょ? 間違っているわよ。ここはJブロック。Gはあっちよ。早くあっちに行った方がいいわよ。間に合わなくなるから。ほら早く」

GだろうがJだろうが*5、トイレの場所に区分けはないんじゃないかと思いましたが、あんまり熱心に急かすものだから面倒くさくなってその場を離れ、早々に手荷物を預けました。まあいいか。おかげでGブロックの前の方に並ぶことができた。

そうこうするうちスタート1時間前*6。3年前は1時間以上もスタートブロックに並んですっかり体が冷えてしまったものですが、今年はそんなに寒くない。黒ヴァームを飲みながらスタートを待ちます。

3年前*7はさっきの女性と同じJブロック。フルマラソン初参加ゆえ、確か完走時間を6時間でエントリーしたんです。

というか、6時間という時間よりもむしろ、フルマラソンを完走できるのかどうか、はなはだ疑わしいものがありました。ランニングを始めたのも、マラソン大会に出場することが目的ではなかったし。むしろ、レースに出るなんてとんでもないと思っていたのだし。

そもそも、なぜ走り始めたのか? 自身に問いかけるスタート前

では、青豆は何のために走り始めたのか。ありがちなことに、最初はダイエット目的でした。45歳から水泳を始めて数年が経った頃、泳ぐだけで満足してしまったのか余分な脂肪が増え始めたのです*8。さて、どうしたものか。世の中ランニングブームだ。夫も走っているし、どれ、一緒に走ってみるか。でも、それまで「走ること」が脳内に浮かんできたことは一度もありませんでした。

なにしろ、青豆は40代半ばまで、運動らしい運動を継続したことがない。せいぜい、中学時代に弱小バスケットボール部に属していた程度。そういえば校内駅伝で区間賞を獲ったことがあったけれど、はっきり言ってあれはまぐれに近い。高校のマラソン大会は必ずズル休みをしたし、花の女子大生時代に至ってはほとんどと言っていいくらい運動というものに無縁だった。*9

そんな青豆が50歳にして走り始めた。最初は2kmがせいぜいといったところ(2kmでも走れる自分が奇跡に思えた*10)。そのうち、3km、5kmと距離を延ばしていき、近所を走るのが日課となった。すると体が慣れない運動にびっくりしたのか、みるみる体重が減ったのです。

どれくらい減ったかというと、1年間で7kg減。身長162cmで、体重42kgに*11。「痩せすぎ」のカテゴリーでしたが、体調はすこぶる良好だし、体は羽根のように軽かった。しかし、所詮は素人ランニング。フォームも何も気にせず、フィットネスクラブのトレッドミルで毎日のように5km走り続けていたら、ある日突然、右膝裏に激痛が走った。腸脛靭帯炎でした。

 

レポート#2へ続く

 

 

*1:セキュリティ対策の一環。ランナー受付で手首に装着され、大会終了まで取り外すことはできない。

*2:その他、地震発生など緊急事態に備えて、スマートフォンor携帯電話、交通系ICカードの携行を推奨している。青豆はSuicaはまだしもiPhoneは携行しなかった。

*3:青豆だって立派な中年女性ですけど。

*4:ブロックとナンバーが記されたシールのこと。

*5:東京マラソンはスタートブロックが申告タイムによってA~Lに割り当てられている。指定ブロックはナンバーカードと手荷物袋のシールに印字してある。

*6:フルマラソンスタートは9:00。スタートブロックへの誘導は8:45で締め切られる。間に合わなければ最後尾からスタートしなければならない。

*7:2014年東京マラソンに初参加させていただきました。

*8:よほど過酷なトレーニングを積む競泳選手でない限り、ゆるゆる泳ぐだけのおばさんスイマーはやがて脂肪を蓄えることになるのを後で知った。

*9:実に、こういうタイプこそが、大人になってマラソンにハマる典型らしい。東洋経済on-lineによると、マラソン5つの要素は以下の通り。

  1. どちらかというと徒競走は速くなかった。
  2. スポーツに熱中したことがない(もしくは不完全燃焼だった)。
  3. 負けず嫌いな方だ。
  4. 自分のことが好き(な方)だ。
  5. SNSの投稿が活発である。

「マラソンなんて絶対ムリ」「できない」と思っていた人ほどハマりやすいのだそうだ。ふうむ。

*10:なんてったって編集やライターや翻訳家として昼夜厭わず仕事をしていた30代から40代にかけて、青豆の生活は不摂生の権化でしたから。

*11:その後、たちまち4kg増のリバウンドすることになるんですけど。