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Running Your Best!

アラ還女子、サブ4を目指す! マラソン歴3年の鈍足主婦ランナーがサブ4を達成するまで。

東京マラソン2017、(続)頑張るシニアランナー

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東京都心の桜は3分咲きといったところ。今週末もぐずついたお天気で気温が下がりましたが、いよいよ本格的なお花見シーズンが始まりますね。

世界記録を塗り替えた超人シニア女子ランナー

ところで、皆さんは中野陽子さん(81)という市民女子ランナーをご存知でしょうか?

「全日本マスターズ陸上競技選手権大会」*175〜79歳の部で、3種目の世界記録*2、2種目の日本記録*3を持つ中野さんは、今回の東京マラソン2017を4時間11分45秒で走破、世界マスターズ80〜84歳(女子の部)の4時間12分44秒を上回り、見事に世界記録を樹立しました。

「5kmを28分45秒で行くつもりが29分で出ました。30kmまでは抑えて走り、35kmからの下りで一気に上げることができました。昨年はプレッシャーがあり記録が出なかったので、今年は気楽に走りました。身体も最後まで軽かったです。1年間の努力が実りました」(『ランナーズ』5月号ニュースより)

2015年3月の横浜マラソンには最年長女性ランナーとして参戦、4時間11分50秒で完走していますが、東京マラソン2016では4時間16分と、世界記録に3分あまり及ばなかったそうです*4

怪我も故障もしないのは、基礎を大事にしているから

runnet.jp

www.otsuka.co.jp

70歳から走り始め、初レースは71歳でホノルルマラソン(4時間44分44秒)、2011年76歳の時にサロマ湖100kmウルトラマラソンを12時間30分10秒で走破。

シニアランナーにとって一番の不安材料は怪我や故障ですが、中野さんの場合は若い頃に基礎スキーの経験があり、

基礎の大事さを理解していたので、正しい動きや練習の仕方をきちんと守っていれば、走っていても大きな故障はしないと分かっていました......

ということ。これはとても大事。でも、これができそうでなかなかできないことなんですよね。

こうして、中野さんは故障らしい故障もせず、週3日の通勤ラン7kmあまり*5、週末は所属クラブでスピード練習とLSD、といった練習を積み上げていらっしゃる。

いったい、身長152cm、体重40kgという小柄な体のどこにこんなスタミナが存在しているのでしょう。知れば知るほど、青豆ごときは驚嘆するばかり。いつかどこかのレースで是非お会いしたい。そして、あれこれ質問攻めにしてみたいものです*6

*1:男女ともに35歳以上が参加できる陸上競技大会で、クラスは5歳刻みに分かれている。

*2:3,000m13:58:58など

*3:800m3:29:19、1,500m6:35:46

*4:どうでもいいことですが、青豆(58)と同タイムです。これもどうでもいいことですが、中野さんは青豆の母親と同じ年齢です。

*5:遠征費用を稼ぎ出すために介護施設でリネン交換の仕事をしていらっしゃいます。

*6:インタビューを読んで印象的だったのは、走ることを通じて生まれる人とのコミュニケーションやつながりが嬉しい、と語っていらっしゃる点でした。

東京マラソン、統計に見る「頑張るシニアランナー」

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東京マラソンから1ヶ月、立派な記録証が届きました。

東京は昨日から真冬に逆戻り。地元近くの「練馬こぶしハーフマラソン」は冷たい雨の中で開催されました。今日もさらに冷たい雨は降り続き、青豆の所属するランニングサークルも中止に。

ということで、東京マラソン関連続きです。記録証が届いたんですが、注目はコニカミノルタによる統計ポスター。ペース、フィニッシュタイムなどが個人記録として美しくプリントされていて、記録証よりもむしろ、こちらをしばらく飾っておきたい青豆です。

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エントリー内訳、男女・年齢別構成図。

エントリー数35,378人に対して、女性は8,174人(約23%)。年代別では40代男性がダントツ(棒が長すぎて途中で切れてしまった)。詳しい数字は表示されていませんが、50代が30代に迫る勢いです。頑張れ、シニア! 

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フィニッシュタイム構成グラフ。全ランナー、女性ランナー、50歳以上シニアランナー*1の3分割になっています*2

全体として、4:30:00前後で完走するランナーが圧倒的に多い。3:30:00と4:00:00の間の鋭角に突起した部分は、サブ3.5狙いのランナーが集結したという証明でしょうか*3

ランナーズ』5月号によると、東京マラソン完走者の内訳は

  • 4:00~4:30(サブ4.5):男子26,257人中4,172人(15.9%)、女子7,690人中966人(12.6%)
  • 3:30~4:00(サブ4):男子4,188人(16.0%)、女子727人(9.5%)
  • 3:00~3:30(サブ3.5):男子2,304人(8.8%)、女子448人(5.8%)
  • ~3:00(サブ3):男1,361人(5.2%)、女子94人(1.2%)

だったそうです。

シニア女子には普通じゃないサブ3の世界

なお、『ランナーズ』5月号には、「寝ても覚めてもサブスリー」座談会にサブスリー達成中のレジェンド50代女性ランナー3人(埼玉女三羽烏*4)が登場していらっしゃいますが、話の内容がとにかくすごい。月間走行距離500kmは当たり前。家事と仕事をこなしながらの膨大な練習量。同じ50代女性とは思えません。やっぱり普通じゃない......

「サブ3って、別世界よね.....」遠い目をする青豆です。 

ランナーズ 2017年 05 月号 [雑誌]

ランナーズ 2017年 05 月号 [雑誌]

 

 

*1:底辺のうっすら青から黄にグラデーションになっている部分。

*2:ちょうどど真ん中あたりの人影が青豆のフィニッシュタイムです。

*3:今回のレースでご一緒したラン仲間に、50代、60代女性が二人いたのですが、彼女たちはまさにこの部分に所属。青豆、大いに刺激を受けています。

*4:弓削田眞里子さん(58)、檜山恵子さん(57)、石川操さん(53)のお三方。

振り返り(2)〜横浜マラソン2015

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高速道路を淡々と走った横浜マラソン  

初フルの東京マラソン2014で「完歩」と涙をのんだ青豆、悔しさをバネに、翌年の横浜マラソンに挑戦状をたたきつけました*1。  

2015年からフルマラソンの部が設けられた横浜マラソンですが、エントリー料が高すぎたり*2Pontaカードを無理やり作らされたり、公認コースにすると宣言したくせに距離が短かったり*3、何かと迷走気味な大会でした*4。  

コースも高速道路を走らなければならず、これはあんまりじゃないかと「心が折れる」類のものだったようです。ただ、青豆としては、フルマラソンはこれが2回目だったし、さほど「心が折れる」印象はなく、むしろ、ふうんこんなものなのかな、という感じで、曇り空の下、淡々と走ることができました。  

淡々と走って4時間30分59秒(ネットタイム、非公認)。 タイムよりも何よりも、完走できたことに喜びがありました。

フルマラソン完走までの険しい道のり  

この「淡々と走る」心境と体力に至るまでの1年間、青豆は人知れず苦労を重ねています。  

一体、自分のどこがいけないのか。何が足らないのか。  

それを知るところから始めなければならない。マラソン本を読み*5、つてをたどってランニングスクールに参加し*6、シューズを買い換え*7・・・。

50代半ばからマラソンを完走しようとしているのだ、そんなの当たり前だろう。そう言われればそれまでだけれど、ランニングをやるのに、こんなに労力とお金がかかるとはつゆほども考えていなかった。  

このようにして、夫の目を盗みながら、フルマラソン完走への道を歩む試練の日々が始まったわけです。

*1:同2015年、2月開催の京都マラソンにも当選しました。ツキを使い果たしています。

*2:15,000円!!日本一高いそうです。

*3:186.2m短かった。

*4:迷走と言えば、2015年、2016年は3月中旬開催だったのに、2017年は10月開催に変更されていますね。どうしてかしら。

*5:参考になったのは小出義雄著「マラソンは毎日走っても完走できない」、岩本能史著「非常識マラソンマネジメント」でした。参考になったというか、何から何まで知らないことだらけで、驚いたというのが正直なところです。

*6:参加したことによって、フォームから何から何まで、全部が間違っていたことが判明しました。

*7:シューフィッターのいるスポーツ用品店でオーダーメイドのインソールを作りました。専業主婦の身には痛い出費です。