Running Your Best!

マラソン歴3年の鈍足主婦ランナーがサブ4を達成するまで。

つくばマラソンの奇跡 with 腸脛靭帯炎(レポ後半)

ランナーの間では「つくばは裏切らない」という言葉があるそうです。レース当日、雲一つない青空。気温低め、風弱め、理想のコンディションでした。

 

f:id:miumiu3432:20171129141507j:plain

想定したペースキロ5:50を美しくトレース、ほぼイーブンで走れたつくばマラソン。しかし、with腸脛靭帯炎の青豆、事はそう簡単に運ぶわけがありません。

 

立ち止まったら2度と走れないという恐怖

スタートは第3ウェーブFブロックです。ブロック内でもかなり後方からのスタートでした。最初から飛ばす気がなかったので、気持ちはのんびり。さあ、腸脛靱帯さんとお付き合いしながらのレースが始まります。

 

f:id:miumiu3432:20171129142440j:plain

 

5kmくらいまで右膝に鈍い痛みを感じていましたが、スタート1時間前に痛み止めを服用したおかげか、痛みはそれきり訪れてきませんでした。練習の時は2km走っただけで痛んだのに。レース2日前など、1km走っただけで痛んで絶望的になったというのに。

もしかしたら、一定のスピードでリズミカルに長く走り続けるかぎり、筋肉が温まって靱帯の痛みはおさまる(というか、麻痺して感じなくなる)のかもしれない。というのが、今回のレースを通しての青豆の憶測です。*1

たぶん、立ち止まったら最後、2度と走れない。

直感的にそう思いました。そして、レースはそんな恐怖との戦いに終始しました。

 

f:id:miumiu3432:20171129142505j:plain

 

痛みより怖いもの、それは足攣り!

15km地点までくると、意外にも調子が良いのがわかりました。ペースが上がり気味なのを極力抑えながら中間点を通過。給水所に立ち寄ったら最後、一気に脚にダメージがきそうで立ち止まれません。ポケットに入れておいたアミノバイタルで、攣り止めを服みます。

後半は腸脛靭帯痛の恐怖より、足の痙攣への恐怖の方がまさっていました。給水所に立ち寄れないから、てきめん水分不足で足が攣りやすくなっています。

立ち寄ったのは2回だけ。アミノバリューをふた口ずつ飲みました。あとはポケットに入れたピットインが2つ、梅干し、塩熱サプリ。気温が低めだったのは幸いでした。

 

恐怖の「赤い靴」状態でひたすら走り続ける

30kmを過ぎたところで、ラン仲間の一人に追いつきました。同じFブロックスタートだったけれど、ずっと前方からスタートしたはず。前半飛ばしたらしくヨロヨロしています。笑顔で追い抜きました。

34km地点でおしるこの誘惑が。でも、それどころではありません。止まれない。まるで童話「赤い靴」*2のように。踊り(走り)続けるしかない青豆。

負担のかかった脚が悲鳴を上げていました。もうダメ。今にも両脚が攣りそう。と、その時、35kmあたりでもう一人のラン仲間の背中が。サブ4ランナーのK子さんです。調子が悪そうでした。まさかの展開に驚きながら、ひきつった笑顔で追い抜きます。

 

f:id:miumiu3432:20171129142527j:plain

 

あと5kmというところで命綱の梅干しをとり落とし、振り向いた拍子に両脚に痙攣が走って危うく転倒しそうになりました。ここで転んだら一巻の終わり。とにかく足を動かし続けなくては。

塩熱サプリ2個をいっぺんにガリガリかじり、今にも突っ張りそうな両脚をなだめながら走ります。もう何がなんだか、恐怖の「赤い靴」状態が続きます。

40km地点でほぼ目標通りにトレースできたことを実感、ようやくうるっときました。

 

奇跡は偶然の賜物。というか、単なる怪我の功名? 

結果的に、ラスト5kmでついにキロ6分に沈んでしまいましたが、それでも38kmは持ちこたえたわけです。これはもう(青豆的には)奇跡という他ありません。ラン仲間4人と出走したのですが、結局、故障中の最年長青豆がトップでゴール。

これにはいくつかの偶然が考えられます。

  • 目標タイムを下方修正し、キロ5:50イーブンペースを保った。(前半、調子が良くてもペースを抑えた)
  • 給水所にほとんど立ち寄らなかったので、ロスタイムが減った。(足が攣るのが怖くて立ち止まれなかっただけなんだけど)
  • 遅く走ると膝が痛むのでキロ5:50以上で走らざるをえなかった。(キロ5:50の距離走で25km以上走ったことがないのにもかかわらず)

 

ということは。

ひょっとして単なる怪我の功名……?

腸脛靭帯でなければ、調子が良いからとペースアップして後半潰れていたかもしれない。足攣りが怖くなければ、ブルーベリーやおしるこにつられて遅れていたかもしれない。

怪我のおかげで、無欲に、謙虚に走ることができたのかもしれない。

 

ともあれ、調子が悪いからとファンランに逃げず、ベストを尽くせたのは何よりだったのではないかと思います。

レース1週間前にインソールを新調、奮発したのも正解でした(←最後の悪あがき)。できることは全てやる。その時のベストを尽くす。*3つくばで多くを学んだ青豆でした。 ありがとうございました。

*1:左の腸脛靱帯が治ったのも、長距離を走った後でした。あれ?という感じで治ったのです。逆に5kmとか10kmのジョグだと痛みが走る。

*2:アンデルセン作。死ぬまで踊り続ける呪いをかけられた少女の悲痛で残酷な物語。

*3:当ブログのタイトル通りに!

つくばマラソンの奇跡 with 腸脛靭帯炎(レポ前半)

 f:id:miumiu3432:20171127060153j:plain

 

当日、会場までは東京駅から高速バスで向かいました。現地に到着したのが8時ちょっと前。急げとばかりにはてブロ陣地へ向かい、皆さんにご挨拶*1。初シューズ円陣に感動です。

何に感動したかというと、皆さん、ブログ通りの(イメージ通りの)方々だったから。ということは、この青豆も同様に…

この日、あろうことかスマホを忘れてしまった迂闊な青豆。一枚も写真がありません(それでパンフレット…)。いかに冷静さを失っていたかがわかります。

シューズ円陣の様子は古本屋さん、びあーさんのところをご参照くださいw

 

furuhonya-marathon.hatenablog.jp

beer-beer.hateblo.jp

 

さて、今回のつくばマラソンで、青豆フル5本目です。

  1. 東京マラソン2014(6:30)完走ならぬ完歩。
  2. 横浜マラソン2015(4:30)距離不足の(←しつこい)第1回大会。
  3. 湘南国際マラソン2016(4:18:39)1年半ぶりのフルマラソン。
  4. 東京マラソン2017(4:16:09)無謀にもサブ4を狙い始めた。

そして、

つくばマラソン2017(4:07:15)

自己ベストを約9分更新。サブ4がちらついている。本当に?…

腸脛靭帯と仲良く、そして無欲に。

出走はギリギリまで迷っていました。2週間前に走ったねりま光が丘ロードレース(ハーフ)で、右膝に腸脛靱帯炎を発症。この時点ではまだ違和感のレベルでしたが。9月にようやく左の腸脛靱帯が治ったばかりなのに。信じられない思いでした。

ランオフして4日後、タイムトライアルを行ったところ、体(脚)が重くて思うように動かない。キロ5:30で右膝が痛んで走れません。つくばまであと10日と迫っていました。

弱気に蝕まれた日々、DNSばかりが頭の中をちらつきます。故障しているのだから欠場するのも勇気。とはいうものの、現実的にはDNSする方がむしろ簡単ではないかとも思えたり…

大切なのは、自分がどうしたいか。次につなげるために、どうしてもつくばマラソンは走っておきたい。幸い、激痛というほどではありません。多少の無理はきくかも。

できることは全てやろう。そう決めました。

そこで、目標タイムの下方修正をすることに。ダメでもともと。途中棄権も覚悟です。

無欲。

多くを望まない。これしかありません。

前半から突っ込むのは危険すぎる。まして、前半抑えてビルドアップする高度な技もない。残された道は、今の段階で狙えるタイムに下方修正することのみ。

そもそも、つくばまでに4時間切りは全然間に合いませんでした。あわよくば4時間10分切りができれば上出来。これはキロ5:50イーブンで走れば実現します。しかし、今の青豆の走力では、キロ5:50で30㎞までがせいぜいといったところ。

それでもいいから、とにかくキロ6:00以下に沈まないように走ろう。

というのも、練習中に判明したことがあるんです。キロ6:00以下でゆるジョグすると余計に腸脛靭帯が痛む。それより速く走る方が痛まない、と。(おそらく接地時間の関係で)

かといって、5:40、5:30まで上げると足が保たないのは明らかです。5:50。これ以上でも以下でもない。どう転んでも5:50イーブンで最後まで走れるとは思えませんでしたが、これしか道はありません。いずれにしろ、この脚で走りきれたら奇跡。一か八かです。

 

ところが、腸脛靭帯よりもっと恐ろしいものが青豆を待ち受けていました。

続く。

*1:DNSより勇気が要りました。なにしろ皆さん俊足ランナーばかり。こんな鈍足おばさんがのこのこ登場して良いものだろうかと、うんとためらっていました←気が小さい。行ってよかった。このささやかな勇気が奇跡を導いたのかもしれないと、今思います。

【速報】つくばマラソンの奇跡 with 腸脛靭帯炎(序章)

f:id:miumiu3432:20171127060125j:plain

やっとサブ4が見えてきました。

 

2週間前にこっそり出走したねりま光が丘ロードレース(ハーフ)で右膝靭帯を傷めてしまい、DNSが脳裏をよぎり続ける日々でしたが、思い切って走りに行きました。

 

はてなブログの皆さんともお会いすることができ、感涙です。場をアレンジしてくださったびあーさん、ありがとうございました。(ぎりぎりまで出走を迷っていたため、ご連絡できず申し訳ありませんでした。)ごいさん、古本屋さん、さつかさん、しろくまさん、お会いできて嬉しかったです。力をいただきました。

 

ところで、はてブロTシャツって、どこで入手できるのでしょうか?(←質問する余裕すら失っていた。)