雨の日はランニング、

サブ4を夢見るシニア女子ランナー応援ランブログ

【レポ】ペーサーおじさんの職人芸を見た〜仙台国際ハーフマラソン2019

5/12(日)、第29回仙台国際ハーフマラソンを走ってきました。

 

仙台はほとんど初めて。新緑が輝いて、とても美しい街でした。「目に青葉 山ほととぎす...」あれ?なんだっけ? アジだっけ、イワシだっけ。

レース中、どうしても思い出せませんでした。去年の12月から6ヶ月連続で月1ハーフ参戦の青豆、さすがにヨレヨレの疲労困憊中です。

 

当日6時32分東京発はやぶさ1号で仙台入り

5時半に都内の家を出て、8時半には会場(宮城野原公園総合運動場)入りしました。所要時間3時間しかかかりません。とはいえ当日入りはやはり老体にこたえる。スタート10:05だから平気平気とたかを括っていた青豆、あとで泣きを見ることになります。

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抜けるような青空の下、準備万端整えてはてブロ集合場所へ。こんな老女が加わってよいのだろうかと不安がりつつ、あつかましくも皆さんの輪に参入させていただきました。ありがとうございます。

ちょびさんtkさんMacさんびあーさんbirdさんたくさんマシューさんバンビさんnagisaさん、皆さん仙台の新緑のようにキラキラ輝いて素敵な方達でした。全国からこうやって集合できるって素晴らしいですね。感激です。

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惜しむらくは応援にきてくださったTOMSAIさんブタロウさんに遭遇できなかったことです。応援地点を通過した時にはすでに撤収されていた模様です。

ごめんなさい。それでなくとも遅いのでお待たせするのも悪いとアナウンスしなかったのですが、それにしても青豆はあまりにも遅すぎました。

それというのも呪いにかかってしまったからなんです。

 

ペーサーおじさんの呪い、始まる

スタートブロックはD。気温は15度、穏やかな快晴。日差しが強いものの、風が冷んやりして心地よい。気象条件はバッチリです。

ところがスタート花火が打ち上がってもビクとも動かない。スタートロスは3分ほどでしたが、2〜3kmはスロージョグ状態でした。

そして、呪いが始まったのは、集団がやっとばらけて動き出した4km手前の最初の上り坂付近のことでした。

「さあ、ここからですよ〜。ペースをつくってしっかり走りましょうね〜」

見ると黄色いベストを着用した2時間00分ペーサーです。60代後半と見られる元気なペーサーおじさんでした。

「すいません、2時間のペーサーの方ですか」(若い男性の声)

「そうですよ」

「僕一応1時間40分のつもりなんすけど」

「そりゃいかん。君、こんなところにいちゃダメだ。この坂を登った先が広い下り坂だからそこで抜いていきなさい」

「はあ、ちょっと並ぶのが後ろすぎたみたいす」

ペーサーおじさんは上り坂をスイスイ走っていきます。見るかぎり、周囲にランナーはいません。

坂を上りきったところで、ペーサーおじさんを追い抜きます。せめてこのおじさんに追いつかれないようにしなければ。

 

ペーサーおじさんの呪い、恐るべし

しかし、上り坂になるとどこからともなくペーサーおじさんがススーと現れて前を走っている。下りでまた追い抜く。上りでまたペーサーおじさんが... 結局、レースの間じゅう、そんな攻防がまるで呪いのように繰り広げられました。

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「さあ、ここがレースの正念場ですよ〜。頑張っていきましょう」

相変わらずおじさんについていくランナーはいないようでした。8km手前の上りでも抜かれましたが、10kmすぎの定禅寺通りから青葉通りにかけては気持ちよく走れてペーサーおじさんをクリア。これで完全に振り切ったと思いました。

ところがQちゃんとハイタッチできて舞い上がったのも束の間、16〜17kmの上りでまたしてもおじさんが浮上。気がついたら黄色いベストが目の前に。

17.5kmのいたがき本店前折り返し地点で応援していたおっとは「遅いからてっきり見逃したと思った」そうです。おじさんの呪いにかかっていた青豆、この時点でほぼ力尽きていました。

それでも残りは下り基調だったおかげで、無我夢中でおじさんを追い抜いたみたいです。ガーミンで1:55:49でゴール。なんとかなった。ホッとした矢先、ふと横を見るとペーサーおじさんが並んでゴールしているではありませんか。

「ふぅ〜っ」

ペーサーおじさんは一人満足そうに青い空を仰ぎ見ました。

妙だな。2時間ペーサーなのに。疑念はすぐに晴れました。ゴール時刻は12:05ちょうど。スタートが10:05、きっかり2時間00です。グロスで2時間。おじさんは職務を完璧に全うしたのです。

誰も見ていないところで、一人で黙々と。記録もなく。

とうとう呪いから逃れられなかった青豆、完走証の「2時間00分00秒」に思わず笑っちゃいました。

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青空宴会に未練たらたら

それにしてもガーミンとの誤差がここまで大きいのはなぜ?移動時間とネットタイム(1:57:05)はほぼ同じだけど。どういう仕組みなのかな。

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本大会の年代別順位(60歳以上)はネットタイムで8位までが入賞です。去年の記録を参照するとぎりぎり8位のタイムですが、今年の60歳女子の強さからしたらどう転んでも入賞は無理でしょう。これに懲りずに精進します。

 

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そんなわけで、ゴール後はぬるいヴァームを一気飲みして足攣り地獄に悶絶しながら着替えてしばらく放心していました。おまけにありえない迷い方をして(迷いようがない場所だったのに、何を血迷ったか花壇の方まで戻ったりして)、青空宴会には一瞬しか顔を出すことができず、皆さん、大変失礼いたしました。

一瞬の参加でしたが、皆さんの盛りあがりっぷりには後ろ髪ひかれまくりでした。あのまま居残って宴会が続いたのもわかる気がします。特にちょびさんとtkさんのツーショットは、お二人が並ぶだけで「何かが始まりそう」な楽しい雰囲気満載でした。どの方も想像していた通りで感慨深いものがありました。

 

ご一緒していただいた皆さん、ありがとうございました。またお会いしましょう!

 

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ちょびさんにいただいたままどおる。大変おいしゅうございました。

 

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【レポ】桜前線とともに気持ちよく楽しく走ったイーハトーブ花巻ハーフマラソン

4/21(日)は全国的に気温が上昇し、マラソンには少々暑い気候でしたね。長野マラソン、チャレンジ富士五湖、東丹沢宮ヶ瀬トレイル、毛呂山トレイル等々... 参加された皆さまお疲れ様でした。

一方、青豆は第7回イーハトーブ花巻ハーフマラソン大会へ。

 

桜前線ととともに北上(ほくじょう) 

花巻入りの前に、前日は東京から北上(きたかみ)で途中下車。北上展勝地の桜は5分咲きといったところでした。

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滔々と流れる北上川と澄み切った青空と桜のコントラストが見事です。

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観光客もそれほど多くなく、桜を堪能しました。ちょっと風が冷たかった。

その後、花巻まで車で移動したのですが、北上から花巻、わずか10kmほど北上(ほくじょう)しただけなのに桜が全然咲いていませんでした。

参加賞を前日受け取りに行ったレース会場。桜はこんな感じでした↓せいぜい2分咲きといったところ?

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ほとんどつぼみ。

冷たい風にぎゅっとなったこのつぼみが、翌日のレース当日で一気に花開くことになります。

 

そもそもなぜ花巻ハーフに出走したのか?

その理由と経緯は、

  1. 昨秋の恒例東北旅マラソン(夫が盛岡赴任中なので毎年企画するんです)が中止になった(いわて北上マラソンが台風のため中止になった)ため、今春に計画。
  2. 仙台国際ハーフがよさそうだと計画→エントリー(12月)
  3. 夫、出遅れる。抽選に応募するが落選(1月)
  4. 4月のイーハトーブ花巻ハーフマラソンを奨める。二人でエントリー(1月)
  5. この時点で青豆はダブルエントリー(仙台のエントリー費は支払い済み)
  6. 夫婦で花巻に出走(温泉マラソン旅)

1月の時点では5月の仙台しか頭になかったので、花巻はいわば「瓢箪から駒」的な位置付けでした。もちろん以前から出たい大会の一つでした。だって、知る人ぞ知る穴場っぽいレースだし、あわよくば入賞を狙えなくもないし。

しかし、こんな青豆の腹黒い欲望を裏切るかの結末が待ち受けていました。

 

はてブロ仲間でご一緒できた楽しいレース

花巻は当日スタート時8:50で摂氏8.9度。暑くもなく寒くもなく、風もなく、文句なしに良好な気象条件でした。ただ、ハーフだから助かったものの、午後には気温がぐんぐん上昇。桜が満開になり、風景が一変したほどです。

スタート前にMacさんとシューズ撮影(二人なので円陣とは言えない)。Macさんとは去年の東京マラソンですれ違った程度。ほとんど初対面と言ってもいいくらいです。なのに、これが不気味なほど緊張しません。まるで旧知の友か同級生か、というふうでした(実際同い年なんですけど)。

Macさんとはゴール後もお会いできて(なにしろこじんまりした大会だし)、一緒に芝生でのんびり抽選会を待っていたところへジャスミンさんが登場。どこの美ジョガーさんかと思いました。

せっかく3人で気分よく歓談していたのに夫が「出発するぞ」と催促の電話をかけてきて、途中退席を余儀なくされました。まったくもって失礼いたしました。その後のジャスミンさん幸運事件に立ち会えなかったのが残念でなりません。(詳しくはジャスミンさんMacさんの記事で)

Macさん、ジャスミンさん、楽しいひとときをありがとうございました。

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異変が起きた今年のイーハトーブ

悔しかったのは、入賞を逃したことです。

タイムはネットで1:56:11。種目別(女子60歳以上)順位は9位。え?9位?

遅くとも5位には入っているだろうとうぬぼれていた青豆、思わず完走証を二度見しました。

ちなみに昨年の当大会女子60歳以上のタイムは

  1. 1:52:19
  2. 1:54:22
  3. 2:02:40

つまり、およそ1:55あたりでハーフを走れる青豆、3位入賞は十分狙える位置にありました。調べると2年前、3年前にさかのぼるほどタイムは遅い。「あわよくば」と考えるのも無理からぬ話です。

ところが、今年のイーハトーブには異変が起きていました。

  • まず、参加人数が激増していたこと。全体で200名オーバーだったそうです。あとで知りましたが、女子60歳以上の部でさえ参加人数が1.5倍増(それでも少ないですけど)。激増の理由を、花巻東高校が有名になった(大谷君とか雄星君とか)からだと夫は申しておりましたが、そうなんでしょうか?
  • 今年60になった高速女子が数名?参入したこと。入賞者1位から3位まで1:45台。これは太刀打ちできません。完敗です。あとで参加者名簿を見たら、3人とも去年50代の部に出走して入賞していた方たちでした。

イーハトーブを甘く見ていた青豆、肩を落としてわんこ蕎麦をすすり食べました。

 

鍛錬不足を痛感した甘くないコース

甘くないと言えば、コースも甘くありませんでした。

 

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高低差はこんな感じで、そこそこアップダウンがあります。後半は往復で下り基調なので、前半を上手に走ってうまくスピードに乗せれば記録が出るコース。(言うは易し)

返す返す悔しいです。目の前を60歳以上女子が3人ほど走っているのがわかっていたんですが(背中にもナンバーカード装着、ナンバーで年代がわかる仕組み)、彼女たちに最後まで追いつけなかった。鍛錬不足を痛感したレースでした。

コースは青豆好みの田園地帯。遠くに春の雪を残した連峰をのぞむ気持ちの良いコースでした。

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実際の田園ランはこちら↓

www.relive.cc

 

岩手のマラソン大会出走は、今回で3大会目を数えます。

  1. 遠野じんぎすかんマラソン10km(2016)
  2. 啄木の里ふれあいマラソン10km(2017)
  3. いわて北上マラソン2018フル(台風で中止)
  4. イーハトーブ花巻ハーフマラソン(2019)

花巻は比較的新しい大会ですが、全体がゆったりと流れていて、優しい雰囲気の良い大会でした。(Macさんとジャスミンさんと一緒だったせいかな)

今年は秋の「いわて盛岡シティマラソン」も控えています。盛りだくさん!

 

その前に、来月の仙台国際です。

ご一緒される皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

(走れるのかしらw)

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【遅レポ】ふかやシティハーフマラソン〜ハーフまとめ(2)コソ参加でPB更新〜今後の予定

話が前後し、尚かつ2月レポに遡りますが、ハーフまとめ(2)です。まとめ(1)はこちら↓

miumiu3432.hatenablog.com

 

基本的に、青豆は若い頃から単独行動を好む人間です。

ラソンを趣味にするようになってからも、自分の選んだレースに一人で行って、走って、一人で帰ってくるのが好きです。こっそりと、誰にも告げず(笑)。

去る2月24日開催「第13回ふかやシティハーフマラソン」もそんなレースの一つでした。

真冬の早朝、握り飯をつくってリュックを背負い、駅まで歩いて列車に乗ってスタートラインへと向かう。そんなマラソンの朝はいいものです。

 

田園地帯を走る高速コース 

深谷市は初めて訪れる町でした。

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スタートは9時50分。

家を出たのはその4時間前の5時50分で、西武新宿線と山手線を乗り継いで赤羽から高崎線に乗り換え、深谷駅に着いたのが7時50分。車中爆睡。

駅から会場までシャトルバスで約15分。レースはハーフと10km(日本陸上競技連盟公認コース)の他に、2.4km(小学4〜6年)、1.6km(親子)、3km(中学生)、5km(高校生・一般)の部があり、会場は家族連れで賑やかな雰囲気に包まれています。総参加数は約6,000人、うちハーフのエントリー数は約3,000人という規模です。

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会場内に新鮮な野菜がいっぱい売られていました。朝市みたい。新鮮な野菜を見るとワクワクする。

更衣室は会場の深谷市総合体育館深谷ビッグタートル)内に設けられ、広くて暖かく、快適に過ごせました。早めに到着したので貴重品預かり所の列に並んでも焦らず済みました。寒さを心配していましたが、スタート時の気温は摂氏7.8度。無風。陽射しが暖かく感じられるほどでした。

コースは概ねフラットな高速コースと聞いていましたが、じわじわくる緩い上り坂が割合多めに続きます。いわゆる関東平野の真っ只中を走るわけで、これは風が強いと大変だったなと走りながら思いました。幸い、当日はほぼ無風。暑くもなく寒くもなく、最良のコンディションでした。沿道の応援がほのぼのと温かかった。

 

フル2週間前にやってきたピーク

そんなふかやシティハーフマラソン。結果は自己ベスト更新。1年前の赤羽ハーフPBを40秒更新しました。

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ブロガーの皆さんと比べたら「おっそ!」なタイムですけど、歩いていません(笑)。これでも50歳以上女子で25位(この時点ではまだ50代だった)。男子には60歳以上の部がありますが、女子にはありません。ハーフマラソンの場合、女子は「40歳以上」で終わるレースが圧倒的に多いですね。

完走証にイメージキャラクターのふっかちゃんと今をときめく(今度の1万円札の)渋沢栄一さん。深谷市渋沢栄一さんの生まれ故郷です。今頃町はにわかに色めき立っているんだろうな。

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後半が下り基調だったのが幸いし、最後までばてず、ペースアップでゴールできました。記録も走りもベストのレース。50代最後の記念です。

ふっかちゃんの参加賞タオルもかわいくて気に入りました。

 

今シーズン、ことごとく走り込みとピーキングに失敗し、全くと言っていいほど調子が上がりませんでした。1月の赤羽ハーフ10kmはPB出せたけれど、それ以外のフルとハーフは前シーズンを下回る結果に沈みっぱなし。

ここにきてようやく調子が出てきた。というか、本戦のつもりだった古河はなもも2週間前にピークを迎えてしまった。

でもまあとにかく、1月半ばのハイテクハーフマラソンから3分近くタイムを戻せたのは嬉しかったです。

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深谷と言えば深谷ネギ。ネギがふんだんに入った「煮ぼうとう」をいただきました。ネギを背負って帰った変なおばさん、それは青豆です。

 

ふかやシティハーフを走って再認識したことがあります。それは

  • 田園地帯を走るのが好き(田舎育ちなもんで)
  • ぼっち参加が好き(コソ参加はもっと好き)

 

今後もなぜかハーフ連戦が続く

さて、今後の予定(コソ参加ではない)です。

4/21 イーハトーブ花巻ハーフ

5/12 仙台国際ハーフ

5/26 山中湖ロードレース(1周13.6km)

家庭の事情で花巻→仙台と東北レースが続きます。山中湖は友人と一緒のお付き合いレース。

後脛骨筋腱炎の内くるぶしは完治しておらず、まだ腫れて痛い状態。走っても走らなくても同じっぽいので走りながら治すことにします。長引きそう。(はたして治るの?これ)

レースご一緒される方々、どうぞよろしくお願いいたします。